
こんにちは、「キッチンツール・ナビ」運営者の「れいと」です。
私は食器乾燥機を使うようになるまで、洗った食器は自然乾燥で十分だと思っていました。
ところが家族が増えるにつれて洗い物も増え、乾くまで食器棚へ戻せないので、キッチンがいつまでも片付かないんですよね。
それに、まな板だけ水切りかごの横に立て掛けたままという日も増え、「食器と一緒に乾かせたらラクなのにな」と感じるようになりました。
そこで注目したいのが、まな板まで入れて乾燥できる食器乾燥機です。
ただし「6人分」「大容量」と書かれているだけでは、手持ちのまな板が入るとは限りません。
まな板の縦・横・厚さまで指定されている製品もあるため、本体サイズだけで判断せず、メーカーが示している対応サイズを見ることがかなり大切です。

この記事では、2026年時点でメーカーがまな板乾燥への対応を明記している機種を中心に、サイズや置き場所まで比べていきます。
ポイント
- まな板が入る食器乾燥機の選び方
- 入れられるまな板サイズの違い
- 横型と縦型の使いやすさの違い
- 2026年に選びやすい対応機種
まな板が入る食器乾燥機の選び方
まな板を乾燥させたい場合、単純に「大きい食器乾燥機なら大丈夫」と考えるのはおすすめしません。
重要なのは、メーカーが示すまな板の対応寸法、庫内の形、設置場所の3点です。
ここを先に確認しておけば、買ったあとに「まな板だけ入らなかった」という失敗をかなり避けやすくなります。
対応するまな板サイズを確認
最初に測ってほしいのは、普段使っているまな板の縦・横・厚さです。

例えば象印の2026年モデルでは、EY-SC60とEY-GC50が最大で縦25cm×横42cm×厚さ3cmのまな板に対応しています。
一方、EY-JG50とEY-KC50は最大で縦21cm×横37cm×厚さ1.5cmです。
東芝VD-V10Sは、幅23cm×長さ37cm×厚さ1.5cmまでのまな板乾燥に対応しています。
このように、同じ「まな板乾燥OK」の製品でも、実際に収まるサイズにはかなり違いがあります。
ポイント
購入前に、いま使っているまな板をメジャーで実測するのが確実です。
商品ページに「まな板対応」と書かれていることだけで決めず、縦・横・厚さの3方向を照らし合わせてください。

特に厚みは見落としやすいところ。
薄い樹脂製まな板なら入っても、厚みのある木製まな板では対応寸法を超えることがあります。
また、最大サイズぎりぎりで入るからといって、毎回使いやすいとは限りません。
食器を大量に入れた状態でまな板も詰め込むと、食器同士が密着したり、風の通り道をふさいだりする場合があります。
まな板を頻繁に乾燥させるなら、最大対応寸法より少し余裕がある製品を選ぶほうが日常では扱いやすいですよ。
横型と縦型から選ぶ
食器乾燥機は、横方向に広いタイプと、高さを使って収納する縦型に大きく分けられます。
まな板だけを考えると横型が有利に見えますが、必ずしもそうとは限りません。
現在は縦型でも、まな板乾燥を明確に想定した製品があります。
| タイプ | メリット | 注意点 |
|---|---|---|
| 横型 | 開口部が広く、大皿やまな板を出し入れしやすい | 幅と奥行きを取りやすい |
| 縦型 | 作業台の占有面積を抑えやすい | 高さと上部空間を確認する必要がある |
キッチンカウンターに横方向の余裕があるなら、象印EY-SC60や東芝VD-V10Sのような横型は使いやすい選択です。
一方、「食器乾燥機を置きたいけれど調理スペースをあまり削りたくない」という場合は、象印EY-GC50のような縦型が候補になります。
EY-GC50は幅44cm×奥行31cm×高さ54cmで、最大縦25cm×横42cm×厚さ3cmのまな板に対応しています。
つまり、設置面積を抑えながら比較的大きめのまな板まで扱えるわけです。
◆れいとのワンポイントアドバイス
キッチンでは「本体が置けるか」だけでなく、その場所に置いたあとも包丁を使ったり、お皿を並べたりできるかを考えてみてください。私は家電を選ぶとき、本体寸法と同じくらい「置いたあとに残る作業台の広さ」を気にしています。
設置スペースは開閉時も測る
本体寸法だけを測って購入すると、意外なところで困ることがあります。
特に忘れやすいのが、ふたや扉を開けたときに必要になる空間です。
例えば象印EY-SC60の外形寸法は約幅52cm×奥行41.5cm×高さ41cmですが、ふたを開いたときの最大高さは約46cmになります。
EY-GC50は約幅44cm×奥行31cm×高さ54cmで、扉を開けたときの最大幅は約45cmです。
EY-JG50は約幅41.5cm×奥行33.5cm×高さ36cmで、ふたを開けると最大高さは約39.5cmになります。
吊り戸棚の下に置く場合は、本体高さだけを測ると開閉できなくなる可能性があるので注意してください。

東芝VD-V10Sについては、本体寸法が幅49.5cm×奥行37.5cm×高さ44.4cmで、メーカーは本体の左右と後方を4.5cmあけるよう案内しています。
設置条件は安全な使用にも関係するため、製品ごとの取扱説明書を確認することが欠かせません。
ポイント
設置場所では、本体寸法・扉の開閉空間・壁との距離・コンセント位置・排水経路をまとめて確認してください。
必要な空間は機種によって異なります。最終的には各メーカーの取扱説明書に記載された設置条件を優先しましょう。
食器容量にも余裕を持たせる
まな板が入ることだけに目を向けると、食器を入れたときの使い勝手を見落としがちです。
まな板は平たいとはいえ庫内の一部を使うため、食器を限界まで詰め込んだ状態では扱いにくくなることがあります。
家族の食器とまな板を毎食まとめて乾かしたいなら、人数ぴったりよりも少し余裕のある容量を考えたいところです。
例えば象印EY-SC60と東芝VD-V10Sは6人分、象印EY-GC50・EY-JG50・EY-KC50は5人分を目安としています。
ただし、この「○人分」はあくまでメーカーが想定する標準的な食器構成の目安です。
深いどんぶり、大きな弁当箱、水筒、フライパンなどが加われば、同じ人数でも必要な庫内スペースは大きく変わります。
私なら、家族人数だけでなく「普段の洗い物で最も場所を取るもの」を基準に考えます。
大皿とまな板を同時に乾かしたいのか、水筒までまとめたいのか。
ここを思い浮かべると、必要な容量がかなり見えやすくなります。
排水ホースの有無を見る
食器乾燥機では、乾燥中に落ちた水をどう処理するかも使い勝手に関わります。
排水ホースをシンクへ導ける製品なら、水受けにたまった水を頻繁に捨てる手間を減らせます。
象印EY-SC60、EY-GC50、EY-JG50、EY-KC50には、製品端部からホース先端まで80cm以上あるロング排水ホースが付属します。
そのため、シンクのすぐ横だけでなく、少し離れた位置も候補にしやすいでしょう。
東芝VD-V10Sは水受け皿を備え、排水用のホースセットは別売りです。
食器乾燥機をシンク横に置けないキッチンでは、この違いが意外と大きくなります。
毎日のことなので、排水方法まで含めて置き場所を決めておくとラクですよ。
乾燥温度とまな板の耐熱性
本体にまな板が入っても、まな板そのものが高温乾燥に対応していなければ使えません。
これはかなり大事なポイントです。
象印のEY-SC60やEY-GC50などは吹き出し口温度80℃、東芝VD-V10Sは吹き出し口温度90℃の熱風を利用します。
樹脂製のまな板では、商品ごとに耐熱温度が表示されていることが多いので確認してください。
耐熱温度が乾燥機の使用条件を満たしていないものを入れると、反りや変形につながる可能性があります。
木製まな板についても、一律に「木だから乾燥機OK」「木だから絶対NG」とは判断できません。
高温や急激な乾燥によって反りやひび割れが起こる製品もあるため、まな板メーカーが示す使用方法を優先してください。

食器乾燥機側が「まな板乾燥OK」でも、それは指定寸法のまな板を収納できるという意味を含みます。
手持ちのまな板が高温乾燥に耐えられるかどうかは、まな板側の品質表示や取扱説明を別に確認する必要があります。
掃除しやすい構造を選ぶ
食器乾燥機は洗浄する家電ではないので、洗った食器を入れるだけなら汚れにくそうに感じます。
それでも、水滴や食器に残った細かな汚れ、水アカなどは少しずつたまります。
さらに、まな板は平たいぶん水滴が残りやすく、入れる機会が多ければ庫内やトレーの手入れもしやすい製品が便利です。
象印EY-SC60はトレー・かご・はし立て・水受けに加えて、ふたも分解して洗えます。
EY-JG50は本体を含めて分解しやすい構造で、乾燥ユニットを除く部分を洗えるのが特徴です。
東芝VD-V10Sはステンレスクリーントレイを取り外して丸洗いできます。
毎回の乾燥性能だけでなく、半年後、一年後も手入れを続けやすいか。
家電はここまで見ておくと、購入後の満足度が変わってきます。
まな板が入る食器乾燥機おすすめ4選
ここからは、メーカーがまな板乾燥への対応寸法を明確に示している機種を比べます。
とにかく大きなまな板を入れたい人、作業台を広く残したい人、食器乾燥機自体をコンパクトにしたい人では選ぶべきモデルが変わります。
なお、価格や在庫は販売店や時期によって変わるため、購入時の販売価格を確認してください。
| 機種 | 食器容量 | まな板最大サイズ | 本体サイズ | 消費電力 |
|---|---|---|---|---|
| 象印 EY-SC60 | 6人分 | 縦25×横42×厚さ3cm | 幅52×奥行41.5×高さ41cm | 330W |
| 象印 EY-GC50 | 5人分 | 縦25×横42×厚さ3cm | 幅44×奥行31×高さ54cm | 265W |
| 象印 EY-JG50 | 5人分 | 縦21×横37×厚さ1.5cm | 幅41.5×奥行33.5×高さ36cm | 290W |
| 東芝 VD-V10S | 6人分 | 幅23×長さ37×厚さ1.5cm | 幅49.5×奥行37.5×高さ44.4cm | 320W |
※寸法や消費電力はメーカー公表値です。設置条件や実際に収納できる食器量は、使用する食器・まな板の形状によって変わります。

象印EY-SC60は大容量
家族分の食器と比較的大きなまな板をまとめて乾燥したいなら、象印EY-SC60が有力です。
2026年発売の横型モデルで、6人分の食器に対応しています。
まな板は最大で縦25cm×横42cm×厚さ3cmまで乾燥可能です。
厚さ3cmまで対応するので、一般的な薄型の樹脂製だけでなく、比較的厚みのあるまな板を使っている家庭でも候補にしやすいでしょう。
もちろん、まな板そのものが食器乾燥機での使用に対応していることは別途確認してください。
本体寸法は幅52cm×奥行41.5cm×高さ41cm。
横幅は必要になりますが、ワイドオープンふたを採用しているため、大皿やまな板を出し入れしやすい構造です。
深さ12cmの食器かごがあり、食器を立てて乾かしやすい点も見逃せません。
さらに、ソフト乾燥コースでは耐熱温度60℃以上の食器を乾燥できます。
標準の高温乾燥だけでは使いにくい樹脂製食器が多い家庭では、この選択肢が役立ちそうです。
25分乾燥したあとヒーターを切り、30分送風する「送風仕上げ55分コース」も備えています。
メーカーによると、標準45分コースとの比較では所定条件で約40%の節電になるとされています。
大きめのまな板と家族分の食器を一緒に乾かしたいなら、象印EY-SC60は最初に比較したいモデルです。
詳しい仕様は象印マホービン「EY-SC60」公式商品情報で確認できます。
象印EY-GC50は縦型
大きめのまな板を入れたいけれど、横型を置くスペースが取りにくい。
そんなキッチンでは象印EY-GC50がかなり面白い選択肢です。
本体は幅44cm×奥行31cm×高さ54cmの縦型。
奥行きを抑えながら、最大縦25cm×横42cm×厚さ3cmのまな板まで乾燥できます。
対応するまな板寸法だけなら、先ほどの大型横型EY-SC60と同じです。
食器容量は5人分で、24cmの大皿にも対応します。
扉が前方へ大きく倒れるのではなくスライド式なので、前側の空間を使いやすいのも特徴です。
食器乾燥機を置いたことで調理スペースが極端に狭くなるのは避けたいもの。
その点、縦方向を利用して容量を確保するEY-GC50は、限られた作業台で使いやすい形です。
80cmロング排水ホースも付属するため、シンクの真横に置けない場合にも対応しやすくなっています。
送風仕上げ55分コースでは、25分乾燥後にヒーターを切って30分送風します。
メーカー公表では40分コースとの比較で、所定条件において約30%の節電です。
幅や奥行きをできるだけ抑えつつ42cmクラスのまな板まで乾かしたい人には、EY-GC50が合わせやすいでしょう。
注意ポイント
縦型は省スペースという言葉だけを見るのではなく、吊り戸棚までの高さも測ってください。EY-GC50は高さ54cmあるので、幅と奥行きには余裕があっても上側が窮屈になるキッチンがあります。
象印EY-JG50は小型で選ぶ
大きなまな板より、本体のコンパクトさを優先したいならEY-JG50が向いています。
本体は幅41.5cm×奥行33.5cm×高さ36cmで、象印が「食器かごサイズ」として展開する2026年モデルです。
それでも食器は5人分、27点が目安となっています。
まな板の対応サイズは最大縦21cm×横37cm×厚さ1.5cm。
EY-SC60やEY-GC50に比べると小さくなるため、幅の広い大型まな板を使っている人には適しません。
反対に、手持ちのまな板がこの範囲に収まるのであれば、本体を必要以上に大型化せずに済みます。
ここは「大きいほうがお得」とは考えないほうがいいでしょう。
食器乾燥機は毎日キッチンに置いておく家電なので、余分な数センチが作業の邪魔になることもあります。
EY-JG50はステンレストレーやかごを採用し、ふたや本体を含めて手入れしやすい構造になっています。
食器かごサイズであればシンク内に入れて洗いやすいため、掃除の負担を減らしたい人にも魅力があります。
大きなまな板が必要なのか、それとも37cmまで入れば十分なのか。
その境目を確認してから選ぶと、本体サイズを無駄に大きくせずに済みます。
東芝VD-V10Sは6人分
東芝から選ぶなら、まな板乾燥に対応しているVD-V10Sを確認してみてください。
6人分の食器に対応し、本体寸法は幅49.5cm×奥行37.5cm×高さ44.4cmです。
まな板の対応サイズは幅23cm×長さ37cm×厚さ1.5cm。
象印EY-SC60ほど大きなまな板には対応しませんが、一般的な中型サイズのまな板を使う家庭なら収まるケースがあります。
VD-V10Sの特徴は、吹き出し口温度約90℃の「ワイド熱風90℃サイクロンドーム」です。
中央だけでなく両サイドにも熱風を広げ、庫内を循環させる構造になっています。
食器だけでなく、水筒用の温風スタンドが2個あり、包丁ケースも備えています。
まな板、包丁、水筒まで乾燥機へまとめたい家庭では使い方をイメージしやすいですね。
ステンレスクリーントレイは取り外して丸洗い可能です。
運転時間は20分・40分・60分から選択でき、メーカー公表の運転音は約34dB。
排水は水受け皿が標準で、ホースセットは別売りとなっています。
なお、よく似た東芝VD-V5Sは6人分ですが、メーカー公式仕様では「まな板乾燥」は非対応です。
型番を見ずに東芝の食器乾燥機というだけで選ばないようにしてください。
6人分の容量に加えて、まな板・包丁・水筒をまとめて乾燥したいならVD-V10Sが候補になります。
仕様の詳細は東芝ライフスタイル「VD-V10S」公式商品情報で確認してください。
おすすめを条件別に選ぶ
4機種を並べても決めにくい場合は、何を優先したいかを一つ決めると選びやすくなります。
| 重視したいこと | 候補 | 理由 |
|---|---|---|
| 大きなまな板 | EY-SC60 | 最大25×42×3cmに対応し6人分 |
| 省スペースと大きなまな板 | EY-GC50 | 奥行31cmの縦型で最大25×42×3cm対応 |
| 本体のコンパクトさ | EY-JG50 | 幅41.5×奥行33.5×高さ36cm |
| 水筒や包丁も乾燥 | VD-V10S | 水筒温風スタンドと包丁ケースを搭載 |
私なら最初に「手持ちのまな板が何cmか」を確認し、その時点で入らない機種を候補から外します。
次に設置場所を測り、最後に容量や掃除のしやすさを比べます。
この順番なら、機能をたくさん比較したあとで「そもそも置けなかった」という遠回りを防げます。
食器乾燥機と食洗機の違い
食器乾燥機を探していると、食器洗い乾燥機、いわゆる食洗機も候補に出てきます。
この2つは似ていますが、役割が違います。
食器乾燥機は、基本的に自分で洗った食器を入れて乾燥させる家電です。
一方、食洗機は食器の洗浄から乾燥までを自動化する製品。
洗う作業そのものを減らしたいなら食洗機のほうが目的に合います。
反対に、「食器は自分で洗うので、拭いたり自然乾燥を待ったりする時間だけ減らしたい」という家庭なら、食器乾燥機はシンプルで導入しやすいでしょう。
給水工事が必要になる食洗機もありますが、一般的な卓上食器乾燥機なら電源を確保して設置条件を守れば使用できる製品が多いのも違いです。
ただ、食器乾燥機にも本体代と電気代はかかります。
洗浄まで任せたいのか、乾燥だけできれば十分なのか。
ここをはっきりさせておくと、別ジャンルの家電を買ってしまうことを防げます。
電気代は消費電力量で考える
食器乾燥機の電気代を一律に「1回○円」と考えるのは避けたほうがいいでしょう。
実際の費用は消費電力だけでなく、運転時間、ヒーターが動いている時間、選択するコース、契約している電気料金によって変わります。
例えば330Wの製品でも、330Wを常に同じ状態で使い続けるとは限りません。
電気代を概算するときは、消費電力量kWhに契約している1kWhあたりの料金を掛けて考えます。
そのため、節電を重視するなら本体に書かれたW数だけでなく、各コースの消費電力量が公開されているかを見るほうが実用的です。
象印EY-SC60の場合、メーカーは標準45分コースの消費電力量を約247Wh、送風仕上げ55分コースを約146Whとする比較条件を示しています。
使用環境によって結果は変わりますが、ヒーターを途中で切って送風へ移行するコースが電力量を抑える考え方は分かりやすいですね。
数値は一般的な目安として考え、実際の料金は契約中の電力会社や料金プランを確認してください。
まな板を乾燥するときの注意
洗ったまな板をそのまま食器乾燥機へ放り込めばいいわけではありません。
まず、表面に大量の水が残っているなら軽く水を切ってから入れましょう。
水滴が多ければ、それだけ乾燥に時間がかかりやすくなります。
また、まな板を大皿やボウルへ密着させると、重なった部分へ熱風が届きにくくなります。
メーカーが示す収納位置や向きを守り、風の流れを遮らないようにすることが大切です。
包丁を一緒に入れられる製品でも、指定された包丁ケースなどがある場合は必ずそこへ収納してください。
刃物を食器かごへ無造作に置くのは危険です。
さらに、乾燥終了直後は庫内や食器が熱くなっている場合があります。
特に高温乾燥を使ったあとは、やけどしないよう取扱説明書に従って取り出してください。
使用できるまな板や食器、設置方法、乾燥後の取り扱いは機種によって異なります。
安全に関する正確な情報は、購入する製品とまな板それぞれの公式サイト・取扱説明書をご確認ください。
設置や電源環境に不安がある場合は、販売店などの専門家へ相談してください。
まな板対応食器乾燥機のFAQ
Q1. 大きい食器乾燥機ならどんなまな板でも入りますか?
A. 入るとは限りません。本体が大きくても、まな板を置く部分の寸法や庫内形状によって収納できないことがあります。メーカーが「まな板乾燥OK」と明記しているかを確認し、さらに縦・横・厚さの対応寸法と手持ちのまな板を比較してください。
Q2. 木製まな板も食器乾燥機に入れられますか?
A. 木製というだけでは判断できません。高温や急激な乾燥によって反り、割れ、ひびなどが起こる製品があります。まな板メーカーが食器乾燥機での使用を認めているか、耐熱性を含めて確認してください。
Q3. まな板対応なら食洗機でも洗えますか?
A. いいえ。「食器乾燥機に入れられること」と「食洗機で洗えること」は同じではありません。食洗機では高温のお湯や洗剤を使用するため、対応条件が異なることがあります。まな板側にある「食洗機対応」などの表示を確認しましょう。
Q4. 縦型でも大きなまな板は乾燥できますか?
A. 対応できる製品があります。例えば象印EY-GC50は縦型ながら、最大で縦25cm×横42cm×厚さ3cmのまな板乾燥に対応しています。本体の形だけで判断せず、メーカー公表の対応寸法を見るのが確実です。
Q5. 東芝VD-V5Sにもまな板は入りますか?
A. 東芝の公式仕様ではVD-V5Sの「まな板乾燥」は非対応です。まな板乾燥を目的に東芝製品を選ぶなら、対応サイズが明記されているVD-V10Sを確認してください。型番による違いがあるため、購入時は公式仕様を確認するのが安心です。
まな板が入る食器乾燥機のまとめ

まな板が入る食器乾燥機を選ぶときは、「大容量」「5人分」「6人分」といった表示だけでは足りません。
いちばん先に見るべきなのは、メーカーが公表しているまな板の最大寸法です。
大きめのまな板なら、最大縦25cm×横42cm×厚さ3cmに対応する象印EY-SC60やEY-GC50が選びやすいでしょう。
EY-SC60は6人分の横型なので、家族の食器もまとめて乾かしたい人向き。
EY-GC50は5人分の縦型で、奥行きを31cmに抑えながら同じ大きさのまな板に対応します。
まな板が最大縦21cm×横37cm×厚さ1.5cm以内なら、コンパクトな象印EY-JG50も候補です。
東芝VD-V10Sは幅23cm×長さ37cm×厚さ1.5cmまで対応し、6人分の食器に加えて水筒スタンドや包丁ケースを備えています。
そして忘れてはいけないのが、まな板自体の耐熱性です。
乾燥機に物理的に入るサイズでも、高温乾燥に対応していないまな板は使わないでください。
私自身、食器乾燥機を使う前は自然乾燥で困らないと思っていました。
でも家族分の食器が増えると、乾くのを待って食器棚へ戻す作業が思った以上にキッチンを占領します。
そこにまな板まで一緒に収まると、水切りかごの周りがかなり使いやすくなります。
手持ちのまな板を測る、設置場所を測る、対応寸法を確認する。
この3つを済ませてから選べば、自宅のキッチンに合った一台を見つけやすくなりますよ。